高松市塩江美術館は、昨年4月に開館30周年を迎えました。それを記念して開催する第7弾の展覧会では、当館初代館長の藤沢秋義・元四国新聞社常務の津森明 共著『塩江の民話』の各物語を挿絵で描いた香川県出身の童絵作家・池原昭治による原画をご紹介いたします。
また本展では、ANTICAL 高松（代表：岡内大三）が古(いにしえ)の時代より水不足にあえいできた高松市の水にまつわる多様な信仰、民話、民謡、水利慣行（水利用のルール）についてリサーチし、制作した映像作品《Water Commune city》（2022）を上映いたします。
塩江町にある内場ダムなど土地の記憶に想いを馳せ、どのように未来に継承するか考える機会となれば幸いです。

【期　間】令和7年2月18日（火）～3月16日（日）
【場　所】高松市塩江美術館　企画展示室
【時　間】午前9時～午後5時（入室は午後4時30分まで）
【入館料】一般300円、大学生150円（企画展観覧料含む／団体は20名以上2割引）
高校生以下及び65歳以上の方、身体障害者手帳等の所持者、高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生は無料
【休館日】月曜日（2月24日（月・振休）は開館・2月25日（火）は休館）
【主　催】高松市塩江美術館