高松港からフェリーで20分。「鬼ヶ島」の愛称で親しまれている女木島は、高松市民にとっては綺麗な海水浴場のある島としても広く知られて、夏には多くの海水浴客で賑わいます。
島を歩くと鬼ヶ島という名前の通り、島のあちこちで、愛嬌たっぷりの鬼たちが出迎えてくれます。女木港へ着いたら、港の案内所「おにの館」へ。島の地図をもらったら、バスにのって島の山頂にある「鬼ヶ島大洞窟」へ行きましょう。この洞窟は、瀬戸内海の海賊の根城跡と伝えられ、桃太郎伝説になぞらえて洞窟を紹介しています。洞窟から港までは徒歩約30分。
春は桜が、秋は紅葉が楽しめます。
夏には2年に1度開催される住吉神社の大祭が見どころ。2年に一度の開かれる厳格な祭りで、島の神様に捧げる女人禁制の男祭り。古くから伝わる規約を今も守り、島ならではの習俗を色濃く残す稀少なお祭りです。
2017.10.31 / 女木島(めぎじま)
PHOTOGRAPHER
坂口 祐