高松市塩江美術館は、今年度、開館３０周年を迎えました。それを記念して開催する第６弾の展覧会では、書家・太田仙鳩（おおたせんきゅう）〔徳島県在住〕の作品をご紹介します。
太田は、四国大学文学部書道文化学科で教鞭をとり、書道史、阿波・讃岐の近世史（儒学）について研究するとともに、書を分かりやすく社会に伝えることに尽力しています。太田の書くのびやかな線、墨の濃淡と余白の対比の美しさは見る者に様々な印象を与えます。
本展では、既存の枠にとらわれない新しい発想で書の魅力を発信する太田ならではの、ハングル書芸や世界遺産・ナスカの地上絵を模した作品など、海外の題材を用いた遊び心のある作品も展示します。

【期　間】令和６年１２月２４日（火）～令和７年２月９日（日）
【場　所】高松市塩江美術館　企画展示室
【時　間】午前９時～午後５時（入室は午後４時３０分まで）
【観覧料】一般３００円、大学生１５０円（常設展観覧料含む／団体は２０名以上２割引）
高校生以下及び６５歳以上の方、身体障害者手帳等の所持者、高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生は無料
【休館日】月曜日（１月１３日（月・祝日）は開館。１月１４日（火）は休館。）、年末年始（１２月２９日（日）～１月３日（金））
【主　催】高松市塩江美術館
【協　賛】花待草舎　美澤宗包(茶道表千家流)